【曲紹介】Led Zeppelin / Stairway to Heaven

レッド・ツェッペリン / 天国への階段 (1971)

1968年に結成されたイギリスのロックバンド。
1971年に発表された4枚目のアルバム[LED ZEPPELIN IV]の4曲目に収録されています。

説明不要、ロックのレジェンドです。
音楽生の幅広さは元より他に比較対象の無い個性がいつしかロックの教科書として定着してしまったスーパーグループです。

数多くの名曲を持っていますが、その中でもトップクラスの知名度を誇るのがこの曲。
日本でも[天国への階段]の邦題で親しまれています。
8分もの大作ながら、代表曲として君臨するのは当時のロックでは稀なことなのでは無いでしょうか?

楽曲の解説については、数えきれないほど語り尽くされているので、割愛します。
ドラムをどうやって叩けばいいかを解説してみましょう。

ドラマーから見ると、この曲の長さは3分43秒です。
なぜなら、曲の半分以上はドラムがいないから。
ライブ中にトイレに行きたくなった時にこの曲が次のセットリストに入っていたらチャンスです。
ただし、トイレの場所がステージ上の音が聞こえないところにあったらアウトなので、そこだけ注意です。

ドラムの入りは超簡単
「タッドッドッド!」
スネア、ハイタム、フロアタム、バスドラム
この4つのパーツを順番に叩くだけ
ただし、ただ叩くだけではダメです
「ここから、ドラムが入るぜ!」とばかりに思いっきり抜けるいい音で叩かなければカッコ悪いです
冒頭で超簡単と言いましたが、あれは嘘
超責任重大なプレイです

次に大事なところは、中間地点のブレイク部分
ギターのフレーズとタムをユニゾンするところ
ここは、お互いで顔を見合わせて叩かないと無理です。
リズムがフリーになるので、ドラムがギターに合わせるところだからです。

そのあとはテンポが上がってギターソロ
ドラムはただのリズム楽器ではなくなります。
ギターと一緒に盛り上げるリード楽器の役割も兼任します。
途中の派手なフィルインはドラムが一番目立っても許される場所。
思いっきりぶっ叩きまくりましょう。

ラストは歌がまた入りますが、ここは最後でまた弦楽器と見せ場のユニゾンがあるので絶対にトチらないように。
あとは徐々にテンポが落ちていき、曲が終わります。
ここも、メンバー同士で顔を向け合って慎重に、そして大胆に
キマれば最高!
多分、日本でやってもオッサンとオバさんしか喜ばないし、ライブが終わった後に若いお姉ちゃんといいことできないかもしれないですが、音楽に全身全霊を込めた満足感は得られると思います。

歴史的名曲は、いつの時代も新しい発見を与えてくれる魅力を持っています。

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