【曲紹介】Treat / World Of Promises

トリート / ワールド・オブ・プロミセス (1987)

1983年にスウェーデンで結成されたハードロックバンド。
1987年に発表された3枚目のアルバム[Dreamhunter]の7曲目に収録されています。

アメリカンロックを意識したキャッチーなメロディに北欧のバンド特有の透明感漂うメロディを融合させ、メロディックロックファンの間ではとても高い人気のバンドです。
同郷のライバルであるEuropeがThe Final Countdownを世界中でヒットさせた為、その成功の陰に隠れて辛酸を舐めさせられましたが、念願のアメリカでの成功を目指してよりキャッチーでメロディアスになった作品を生み出しました。
その中から、シングルヒットにもなった覚えやすいインパクトの強いサビを持つナンバーがこちらです。

アメリカのBon Joviほど洗練されていないところが、逆に親しみやすさにつながっているところもいいですね。
一度聞いたら忘れられないサビは、みんなで肩を組みながら大合唱したくなります。

線が細くて少しピッチが不安定ながら甘くていい声をしているヴォーカルも好まれる要因です。

そして、ドラムを叩くのは本作から加入した元Six Feet UnderのJamie Borger!
その後、スウェーデンのロックシーンでは引っ張りだこになる名手です。
まだ20代前半なのに、非常にどっしりした安定感抜群のドラムを叩いてくれます。
難しいフィルインは一切せず、持ち前のパワーでひたすらビートを刻む男らしいドラミングです。

10年以上前、Last Autmn’s Dreamのメンバーとして来日した際に生でプレイを見たのですが、非常にステージ上で華のある人でした。
プレイはシンプルですが、終始笑顔でスティックを回したりオーバーアクションで盛り上げたりとサービス精神が旺盛でした。
終演後は客席に降りてきて残っているファンたちにビール片手に乾杯と挨拶をして回る礼儀正しい側面も見せてくれました。
ドラマーが新しくなったことでフレッシュな空気を取り入れたバンドは、大衆的な方向性を極限まで高めた次作への足がかりとするのでした。

北欧のBon Joviと呼ばれるに相応しいアリーナロックの名曲です。

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