ジューダス・プリースト / 雷鳴 (1981)
1969年に結成されたイングランドのヘヴィメタルバンド
メタルゴッドとして後世に語り継がれる伝説的バンドです。
そんなバンドが1981年に発表した7枚目のアルバム[Point of Entry]の5曲目に収録されている楽曲です。
アメリカでの成功を狙って虚言までシンプルでポップな雰囲気を前面に押し出した作品です。
その中でも特に渋いと人気があるのがこの曲。
どこまでも広がる雄大な砂漠を感じさせてくれます。
地味ながらも、実際に演奏をするとなるとテクニックが必要です
このテンポで淡々と16のフィールを感じながらリズムをキープするのはなかなか大変です。
ドラムも、バスドラムを踏むタイミングがずれると非常にかっこ悪い。
きっちりと丁寧に演奏する能力が求められます。
この曲の一番の聞き所は、サビでの雷鳴を表現するタム回しです。
歌詞に[Thunder]が出てきたら、すぐさま「ドコドコドコドコ!」と鳴り響きます。
通常のドラムにオーバーダビングして鳴っているのですが、楽曲の雰囲気との相性が抜群です。
取り上げられる頻度は少ないながらも、たまにライブでも披露される隠れた名曲です。
コメント