【曲紹介】Def Leppard / Bringin’ On the Heartbreak

デフ・レパード / ブリンギン・オン・ザ・ハートブレイク (1981)

1977年に結成されたイングランドのロックバンド。
1981年に発表された2枚目のアルバム[High ‘n’ Dry]の4曲目に収録されています。

プロデューサーに[AC/DC]をアメリカでヒットさせたことで知られるRobert John “Mutt” Langeを迎えて制作された勝負作の中でも特に人気の高い哀愁のバラードです。

イントロから、哀愁のツインリードが炸裂!
ここまで来ると演歌です。
昭和歌謡です!
ブリティッシュロックらしいベショベショな哀愁があります。
Joe Elliottの声って、こういう曲に本当に合いますね。

アレンジは、失礼を承知で言うとダサいです!
まだメンバーが若かったのと、プロデューサーとの意思疎通がうまくいっていなかったのかもしれません。
なのに、何故か感情に訴えかけるこの歌はなんでしょうか?
サビでのコーラスワークなどは、後にDef Leppardのトレードマークとなりました。

イギリスの地方都市から出てきた若者が、アメリカでの成功を夢見て切磋琢磨している姿が音を通じで見えてくるんです。
今できることを精一杯努力しているひたむきさ
こういうのって人の心を動かしますね。

アメリカ進出を果たし、洗練されたDef Leppardしか知らない人は、きっと面食らうでしょう。
ですが、NWOBHMのブームに乗って[Iron Maiden]と並び称されるヘヴィメタルバンドだった頃のDef Leppardとしては最高傑作であることは間違いありません!

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