【曲紹介】Foreigner / Waiting for a Girl Like You

フォリナー / ガール・ライク・ユー (1981)

1976年にニューヨークで結成されたロックバンド。
1981年に発表された4枚目のアルバム[4]の4曲目に収録されています。

イギリス人とアメリカ人の混合編成で、バンド名が表す通り「外国人」同士で結成されました。
メンバーはそれぞれ長くプロの世界で活動を続けてきたベテラン達が集まった、所謂「スーパーバンド」です。
バンドメンバー達の経歴には
元MountainのLeslie West Band、Spooky Tooth、King Crimson,、Small Facesなどの錚々たる名前が並びます。

知的でハードなロックサウンドを売りにデビューからヒットチャートを上り詰め、その人気を決定的なものにしたのがこの曲です。
なんと、Billboardのチャートで10週間連続2位を記録してヒット曲となりました。
1位を競っていたのがOlivia Newton-JohnのPhysicalとDaryl Hall & John OatesのI Can’t Go For That (No Can Do)なので、どれほど売れたかがよくわかります。

そして、この曲はバンドの大ーニングポイントとなっています。
ハードなギターは一切出てこず、優しいシンセの音色が主体のソフトロックです。
Lou Grammの落ち着いた歌が、とても素晴らしいんです。
ロックナンバーでは、ソウルフルな歌声を聞かせてくれていましたが、この曲では囁くような優しい声です。
楽曲の持っている哀愁のメロディを倍増させています。

ヒットをした要因としては、BGMとして流せるシンプルな曲構成も関係しています。
アメリカは車社会で、高速道路を延々と運転する機会が多くあります。
BGMとして聞き流せるシンプルな楽曲が必然的に人気が高くなります。
リスナーの需要と合致した結果、これだけのヒットを記録できたのでしょう。

ただ、皮肉にもこのヒットが音楽性の衝突の原因となってしまいます。
ロックの路線か、バラードのヒットを狙うかの論争はメンバー同士の亀裂を生みました。
ですがそれを踏まえても、80年代のヒットソングを代表する1曲である事実は変わりません。

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