【曲紹介】Danger Danger / Sick Little Twisted Mind

デンジャー・デンジャー / シック・リトル・ツイステッド・マインド (1998)

1987年にニューヨークで結成されたハードロックバンド。
1998年に発表された4枚目のアルバム[Four The Hard Way]の1曲目に収録されています。

Bon Jovi直系のキャッチーなメロディを主体とした爽快なロックサウンドを武器にヒットを連発したバンドなのですが、1993年に3枚目のアルバム[Cockroach]が完成後にでヴォーカルのTed Poleyがバンドを解雇されて法的問題へと発展。
新しくカナダ人シンガーのPaul Laineを招き入れて歌をレコーディングし直すも、発売がお蔵入りとなってしまいます。

そして、バンドのオフィシャルとして完全にオルタナティブロックへと変貌を遂げた[Down]を3枚目のアルバムとしてリリース
それに続く4作目の作品としてリリースされたのが[Four The Hard Way]です。
この楽曲は、お蔵入りとなった[Cockroach]に収録されていた曲を再度レコーディングし直したもの。
2作目までで聞かれたハッピーなメロディアスハードロックとは一線を画すオルタナティブナンバーです。

例えるなら、Bon JoviAlice in ChainsやSoundgurdenのカヴァーをやっているような感覚です。
80年代に一斉を風靡したバンドが90年代に大流行したグランジやオルタナティブロックに併合したスタイルに変化し、ファンを落胆させるケースが散見されました。
しかし、この曲は別!
だって、シンガーのレベルも演奏のレベルも非常に高いですから。
これはこれであり!

Paul Laineの歌がとにかく素晴らしいんです。
低音でねばっこい声で情熱いっぱいに歌い上げています。
まるで、Layne StaleyやScott Weilandが乗り移っているかのよう。

楽曲後半には、シンセストリングスを使ったアレンジが施されており、Led ZeppelinのKashmirの影響も感じら得れます。
セルフプロデュースとなり、活動初期には出せなかった音楽的ルーツを反映したアレンジできるようになった結果です。
そのためか、デビュー当時とは違ったヘヴィで退廃的なサウンドも、バンドのカラーに違和感なく溶け込んでいます。
自分たちなりの解釈で世の中のトレンドを導入して成功した例です。

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