【曲紹介】Savage / Let it Loose

サヴェージ / レット・イット・ルーズ (1983)

1978年に結成されたイングランドのヘヴィメタルバンド。 1983年に発表された1枚目のアルバム[Loose ‘N Lethal]の1曲目に収録されている楽曲です。

NWOBHMのブームに乗ってデビューしたバンドのひとつとして数えられておりますが、VenomRavenと並んで特に過激なサウンドがマニアの中で話題となりました。
その中でも、バンドの代表曲として時代を超えて愛されているのがこの曲です。

元々は1979年に作られたデモテープに収録れており、海を越えた遥か遠いアメリカで結成当時のMetallicaがライブのレパートリーに入れていました。
アルバムを発表するにあたって再録されているのですが、発売元が弱小レーベルであるために、超低予算でのレコーディングにつき商品として通用するかどうかも怪しいほどの凄まじい音割れが起こっています。

ですが、この曲に関してはそこが完全にプラスに働いてくれています。
一心不乱にかき鳴らされるガシャガシャしたスピード感溢れるギターリフは、触れただけで手がズタズタになってしまいそうな鉄屑を投げつけられているかのようです。

とにかく、スピードと有無を言わさぬ勢いで超ハイテンションに爆走するスタイルはMotorheadVenomと似ていますが、ここまでギターリフの鋭い刻みにこだわった楽曲は当時としては斬新でした。

そして、特筆すべきはシンプルにシンプルを重ねた曲展開です。
ヒットチャートに上がる楽曲はAメロやBメロ、サビなどのパートが展開していくものが一般的です。
それに対してこの曲はたった二つのリフのみで構成されており、そこに歌とギターソロを乗せただけ。
ここまでシンプルに構成されている楽曲は滅多にありません。

そのため、初心者でも短時間の練習で覚えられる上に、勢いある演奏さえできれば雰囲気が出ます。
結成間もないヘヴィメタルバンドにはピッタリです。

スラッシュメタルの歴史を紐解く上で、重要な名曲です。

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