レネゲイド / ホールド・バック・ザ・ナイト (1992)
スウェーデンのハードロックバンド（結成年不明）
1992年に発表されたデビューアルバム[Time to Choose]の1曲目に収録されています。
地元でアマチュア活動をしていたバンドが日本のZero Corporationに見染められ、自主制作で作ったアルバムが翌年に日本でリリースされて話題になったパターンです。
北欧メタルの90年代版のど真ん中とも言える甘くてメロディアスなハードロックサウンド
を聞かせてくれます。
イントロのシンセピアノが入った時点でガッツポーズ！
そこにはEuropeやMadisonが残した遺産が見事に引き継がれています。
アップテンポで、少しナヨナヨしたヴォーカルが心地よく、サビでは見事なコーラスハーモニーを聞かせてくれます。
たまに、ギターがメタルチックなリフを弾いてくれるのもポイントが高いです！
この曲のハイライトはギターソロです。
2人のギタリストがツインでハモるだけですが、旋律がとにかく美しい！
スピード感のあるドラムのビート（打ち込みですけど）乗せて美旋律をぶちまけてくれます。
所謂男の子の琴線に響まくるメロディです。
メジャーなバンドには出せない、洗練されていない魅力は北欧のバンドの専売特許だと思います。
こういう曲と出会えるのがマイナーバンドを発掘する醍醐味ですね。
残念ながら、このクラスの楽曲をまた生み出すことはできませんでした。
ですが、こうやって形に残って異国の地でマニアの間で今でも話題になっただけでも活動をしていた意義があります。
北欧メタルや北欧ハードポップ好きならチェックしておくべき名曲！
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