【曲紹介】AC/DC / Black Ice

エーシー・ディーシー / 悪魔の氷 (2008)

1973年に結成されたオーストラリアのハードロックバンド。
2008年に発表された14枚目のアルバム[Black Ice]の15曲目に収録されている楽曲です。

28年ぶりの歴史的名盤と名高いアルバムのラストを飾るタイトルトラックです。
まあ、安定の AC/DCです。
たった一つのギターリフで最初から最後まで押し切るスタイル。
潔いにも程があります。

そのギターリフが今回は、とてつもなく切れ味の鋭いザクザクした質感で非常に素敵!
氷で出来た黒いナイフで傷口をグリグリえぐるような感触です。
ヘヴィなリズムに合わせて刻みまくる様は、ある意味で音の暴力です。
隙間だらけのスッカスカの音から、ここまで迫力のプレイを聞かせることができるのは特別な才能です。

素晴らしいのは、Phil Ruddのドラムもです。
大きく上に放り投げた鉄球が勢いよく落ちてくるかのような振り幅の大きいリズムです。
バスドラムの「ドン!」で空高く鉄球が舞い上がり、スネアの上に「バン!」
ひたすらこの繰り返しです。
激しいドラムを叩けるドラマーは星の数ほどいますが、こんなに重いビートを叩けるドラマーは滅多にいません。

そして、なんとこの曲でフィルインを叩いてます!
フィルって名前のくせにフィルインを全く叩かないドラマーで有名な彼がですよ?
ブリッジの部分でキメがあるのですが、そこでスネアのダブルストロークなんかを使ったおしゃれなフィルインを
叩いてしまっているではありませんか?
普段聴くことのできない意外な一面を見ることができます。

一時期、マンネリ化していたバンドが一気に若返ることのできた会心の一作です。
そしてリーダーのMalcolm Youngが生前最後に参加したフルアルバムでもあります。
ロック界最強のリフメーカーよ永遠なれ!

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