【曲紹介】David Lee Roth / Yankee Rose

デヴィッド・リー・ロス / ヤンキー・ローズ (1985)

Van Halenでの活動で有名なシンガーソングライター。
1985年に発表された1枚目のフルアルバム[Eat ‘Em and Smile]の1曲目に収録されています。

Van Halen脱退後に、バックを腕に自信のあるメンバーで固めて自身のバンドを結成しました。

Frank ZappaのバンドやYngwie Malmsteenの後任としてAlcatrazzでの活動で知られるギタリストのSteve Vai
ハードロックバンドのTalasに在籍し、後にMr.Bigを結成してその名を轟かせるベーシストのBilly Sheehan
JazzやFusionを中心としたセッションドラマーの経歴を持つGregg Bissonette

全員が卓越したテクニックの持ち主です。

まず度肝を抜かれるのが、ギターが会話をしています。
David Lee Rothが喋り、それと全く同じリズムと音程でSteve Vaiがギターを弾くんです。
これだけで、「あんたらなにやってんの?」レベルの個性です。

King CrimsonのElephant TalkでAdrian Belew(そういえば彼もFrank Zappa門下生です)が象の鳴き声を表現しましたが、それの更に上を行く芸当です。

曲調は底抜けに明るいアメリカンロックなのですが、歌の合間にギターとベースのテクニカルなユニゾンをねじ込んでくるアレンジが、また憎らしいです。
こういうシンプルな曲って、アレンジをしっかり考えないとただの地味な曲になってしまうので難しいんです。

そして、この曲の魅力を支えているのがGregg Bissonetteのドラムです。
多くのロックドラマーはこういった曲をヘヴィに叩きがちですが、そうすると2拍と4拍を過剰に強調してノリが少し後ろに聴こえます。
しかし、彼はロック畑の人ではないので、ノリが非常に軽快でキッチリしています。
そこにBilly Sheehanの丁寧なベースラインが加わって明るく楽しい雰囲気が出ました。
真面目で品行方正になると楽しい雰囲気は半減してしまいます。
素晴らしい人選です!

ロックシーンの最前線に颯爽と現れ、自らのキャリアはもとよりバックメンバーの経歴にも輝かしい軌跡を刻んだ超重要な名曲です!

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