ウィグ・ワム / イン・マイ・ドリームス (2005)
2001年にノルウェーで結成されたグラムメタルバンド。
2005年に発表された世界デビューアルバム[Hard to Be a Rock’n Roller..]の1曲目に収録されています。
グラマラスでインパクトの強いルックスと、[Kiss]や[Sweet]に影響されたメロディアスでキャッチーな楽曲が大きな話題となりました。
数々のバンドを渡り歩いてきた実績のあるミュージシャン同士で結成され、ノルウェー国内限定でデビューアルバムをリリースします。
翌年、Eurovision Song Contest 2005のノルウェー代表として堂々としたパフォーマンスを披露し、見事に優勝を果たしました。
その際に演奏され、シングルで発売されると同時にデビューアルバムの世界流通盤にも収録されたのがこの曲です。
かもんかもんかも〜〜ん!!!
このフレーズで全てのメロディックロックファンのハートを鷲掴みにしました。
メンバーのルックスから、楽曲のセンスまで過剰なまでに80年代リスペクト!
完全に全盛期のBon Joviです。
北欧で言えば、EuropeかTreat、もしくはSha-Boomですね。
バンドとしての独自性はゼロ!
いや、逆にここまで80年代に染まってくれているのが個性です。
一発聴けば覚えられるキャッチー且つ強烈なサビのメロディ。
そして、抜群の歌唱力と演奏力。
いい音楽をする上で、必要不可欠な要素が過不足なく備わっています。
とにかく歌がうまい!
どこまでも突き抜けるハイトーンが最高に気持ちがいいです。
演奏も難しいテクニックは使いませんが、ロックバンドとしてのアンサンブル力がしっかりと備わっています。
それもそのはず、ベーシストのFlashの正体は、ノルウェーの伝説の正統派メタルバンドArtchに在籍していたBernt Jansenではありませんか!
マイナーなメタルバンドにいたメンバーがポップな音楽で世界で話題になるなんて、夢がありますね!
2000年代を代表する名曲!!
コメント