ビリー・アイリッシュ / バッド・ガイ (2019)
2015年より活動を開始したロサンゼルス出身のシンガーソングライター。
2019年に発表されたデビューアルバム[WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?]の2曲目に収録されています。
インターネットを通じて13歳の若さで業界から注目され、異例のスピードで人気アーティストの座に輝いたシンガーです。
2015年にに実兄の[Finneas O’Connell]がプロデュースをした[Ocean Eyes]を音楽共有サイトのSoundCloudにアップロードしたところ、Darkroomの目に留まり翌年にレコードデビュー。
2017年に発表したEPの[Don’t Smile at Me]はアメリカだけでなくイギリス、カナダ、オーストラリアでも注目されて商業的な成功を収めます。
2018年にはライブツアーも行い、SUMMER SONICで来日を果たすなど日本のリスナーにも存在をアピール。
勢いに乗った彼女は[Finneas O’Connell]とタッグを組み、満を持して初のフルアルバムのレコーディングに臨みました。
完成した本作は、アジア圏を除くほとんどの国で週間チャート1位に輝く空前絶後の大ヒット作となりました。
その中から、彼女の代名詞ともなったダークでダウナーでキャッチーなナンバーがこちらです。
すごく破天荒なポップミュージック。
今までありそうでなかったパターンです。
低音の音圧がモリモリで、それでいて音の隙間がたっぷりとられている聴きやすいサウンド。
アクが強いのに心地よく耳になじみます。
これは、囁くように歌うウィスパーボイスの音域をかぶらないように計算されているのでしょう。
イヤホンでのリスニングを想定して、左右の耳から独立して声が聞こえるようにダブリングされているところもポイントが高いです。
アングラ感漂う怪しすぎるシンセのフレーズも、一度聞いたら耳から離れません。
素晴らしい!
ラストで急に曲の展開が変わってそのまますぐに終わるのもGood!
食べ足りない空腹感を残してくれてるので、何度でも聴きたくなります。
今にも気が狂ってしまいそうなほど張り詰めたテンションが最初から最後まで持続します。
発表当時の年齢は若干18歳。
今後、どのような変貌を遂げていくのかが非常に楽しみな新人です。


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